眉間や目尻・額の表情ジワの改善から小顔・脚痩せにも効果を発揮する注入治療です。
ボトックス注射とは、「A型ボツリヌストキシン(天然のタンパク質)」を含有する薬剤を、緊張している筋肉に注入することで
その筋肉をリラックスさせシワを軽減する治療です。
ボトックスには、筋肉を収縮させないようにする働きがあり、ワキガ・多汗症治療などのさまざまな症状に使われています。
美容面では、表情ジワや顔のエラなどの気になるところに注射することで、
筋肉の収縮を和らげて症状を落ち着かせる働きが期待できます。
また、筋肉の動きを一時的に緩める作用があるので、表情を動かさなくてもできているシワやボリュームをアップさせたい部分に有効です。
ボトックス注射はメスを使用せず、注射を打つだけの施術です。
切開施術を伴う大掛かりな美容医療ではないため、手術跡や傷が残ったり、後遺症が何年も残ったりするリスクはほとんどありません。
低リスクながらセルフケアでは改善が難しいお悩みにアプローチできるので、顔や体に手を加えることに抵抗意識がある方でも、比較的気軽に受けていただけます。施術の痛みも過剰に心配する必要はありません。
一般的な予防接種や採血に使用する針が直径0.4~0.7mmに対し、ボトックス注射の針は直径0.2~0.3mm程度と極細です。
注射による痛みは注射針の太さによって左右されます。
そのため、細い針を使用するボトックス注射は、一般的な注射と比べて痛みが少ない傾向にあります。
予防接種などの痛みが問題ない方であれば、ボトックス注射の施術時の痛みについては、心配不必要と言えるでしょう。
美容を目的とした施術は、効果を実感できるまでに時間がかかるものも多いです。
施術内容によっては、一度受けただけでは目に見える変化は起こらず、繰り返すことで徐々にお悩みを改善していくのが前提の場合もあります。
そのためたとえ「来週のデートまでにきれいになりたい」といった事情があっても、施術内容や受けるタイミングによっては、希望日までに効果が表れない可能性があります。
ボトックス注射は施術から数日で効果を感じられ、1週間程度でピークに達します。
パーツのボリュームダウンが目的の場合は、筋肉が萎縮するまでの期間はおよそ2〜3週間です。
当然個人差はありますが、美容施術の中では比較的早く、大きな効果を得やすい施術と言えます。
ボトックス注射のダウンタイムはほとんどありません。
術後すぐにメイクをして帰ることができ、行動の制限も特にないので、普段と変わらない生活を続けられます。
仕事を休んだり、予定を入れるのを我慢したりする必要は、原則ないと言えるでしょう。
一般的な注射全てに言える軽微な副作用として、人によっては内出血や腫れが現れる可能性はあります。
ボトックスは手軽に受けられる点が最大の魅力と言えます。
ボトックスを打つ頻度は、一回目の施術から約2週間~3ヶ月空けて再度施術を受けることができます。
一般的なボトックスの効果持続は、約3~4ヶ月です。半永久的な効果はないため、定期的に施術を受けることができます。
ボトックスは繰り返し打つことで、効果が持続しやすいと言われています。
長く効果を発揮させるためにも定期的な施術がおすすめです。
ボトックスの注意事項に気をつけなければ持続が短くなる可能性があります。
そのため、施術後、注射部位を触らない、過度な運動・飲酒・入浴は避けるなどしていただく必要があります。
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