高濃度のビタミンCを点滴することによって、組織内で活性酸素を発生させます。
サプリメント摂取よりもはるかに多いビタミンCを一時的に直接摂取できます。
抗酸化作用、免疫力の向上、コラーゲン合成の補助、がんの抑制などの効果が期待できます。
風邪の予防からがんの抑制まで、さまざまな効果が期待できる点滴療法です。
私たちは酸素を吸っている以上、細胞の酸化(老化)を避けることは困難です。
また、体に取り込まれた酸素は活性化され《活性酸素※1》となりますが、活性酸素が増えすぎてしまうと
細胞を攻撃してしまい、免疫力の低下やがん・生活習慣病にかかりやすくなります。
そこでかかせない栄養素の一つが抗酸化作用を持つビタミンCです。
しかし、ヒトの体内ではビタミンCを合成できないので、経口もしくは点滴摂取が必要です。
ビタミンCは水溶性なので、経口の場合大量摂取しても消化器官を通るとわずかしか吸収されず、
尿として排泄されてしまいますが、点滴を用いて直接血管の中に注入することで、
経口摂取の場合よりも血中濃度は約20~40倍となり、高い抗酸化作用を発揮します。
1回でも疲れにくくなったり、睡眠不足の改善など期待できますが、回数を重ねるごとにアンチエイジングや、美白・美肌効果、
さらに免疫力向上による抗アレルギー・病気の予防など、様々な効果をご実感いただけます。
当院では、高濃度ビタミンC(アスコルビン酸)を推奨する多くの医師に支持されている、防腐剤無添加で安全な韓国
(DAEHAN NEW PHARM)社製の高品質アスコルビン酸を使用しています。
高濃度ビタミンC点滴25gは、レモン約1250個分のビタミンCが含まれています。
※活性酸素とは、ほかの物質を酸化(老化)させる力が非常に強い酸素で、
殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしています。
通常、過剰な活性酸素の多くは、それを除去する酵素や抗酸化剤で消去されますが、生活習慣の乱れなどによって、
活性酸素の生成と消去のバランスがくずれ、増えすぎてしまうと細胞を攻撃してしまい、
免疫力の低下やがん・生活習慣病にかかりやすくなります。
ビタミンCはメラニンを作る色素であるチロシナーゼを阻害し、
シミの原因となるメラニンの生成を抑制する働き(美白作用)があるのでシミの予防・改善が期待されます。
肌のハリや弾力のもととなる線維芽細胞の働きを高め、シミ・シワを改善します。
強力な抗酸化作用で、老化の原因となる活性酸素を除去し、肌の若返りに効果を発揮します。
ビタミンCは肌の水分を保つセラミドの生成も促す。お肌にうるおいを与え、乾燥肌を予防します。
過剰な皮脂の分泌を抑え、ニキビをできにくくする。
また、消炎作用があるのでニキビ後の赤みを抑えることができ、その後の色素沈着も改善できます。
リンパ球の働きを高めることで免疫力を増強させ、風邪やウイルスによる感染症を予防します。
抵抗力がつくことで健康な身体、健康な肌作りへとつながります。
1970年代にビタミンCの点滴と経口サプリメントで、ビタミンCの投与が末期進行がんの患者の生存期間を
4.2倍から6倍も延長すると発表されました。
2005年に米国の国立健康研究所、国立がん研究所、国立食品医薬品局の科学者たちは
「高濃度のビタミンCはがん細胞を殺す」という共同論文をアメリカ科学アカデミー紀要誌に発表しました。
これを機に、米国の大学病院を中心に高濃度ビタミンC点滴療法ががんの補助療法として研究と普及が始まり、
日本でも2007年から徐々にがん治療の選択肢として導入されるようになりました。
現在では米国、カナダ、日本などの大学病院で、がん患者を対象にした高濃度ビタミンC点滴療法の臨床試験が
30以上も進められ、論文も数多く発表されています。
参考:高濃度ビタミンC点滴(がん治療)/点滴療法研究会
アトピー性皮膚炎の改善効果があります。
高濃度ビタミンCは活性酸素を除去し、炎症を抑えて体の回復を早めます。
また排毒作用が強く、役目を果たした抗がん剤の排泄を促します。さらには、仕組みは明らかになっていませんが、鎮痛効果が確認されています。
濃度ビタミンCはガンを殺します。
その際、抗がん剤と異なり、嘔気や嘔吐、脱毛といった副作用がありません。そして、抗がん剤や放射線治療との併用で効果が高まるだけでなく、抗がん剤の副作用を軽減します。
結果として、QOL(生活の質)が改善します。
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