ジャディアンス錠(一般名:エンパグリフロジン)は「SGLT2(ナトリウム・グルコース共役輸送担体2)を阻害する薬です。
SGLT2を阻害し、糖の再吸収を抑えることで、尿中への糖の排泄を促進し、血糖値を低下させます。
エンパグリフロジン(Empagliflozin)は、2型糖尿病の治療に使用されています。
エンパグリフロジンは、ナトリウム依存性グルコース共輸送体 2(SGLT2)阻害剤と言われています。
SGLT2は、腎臓の尿細管で働くタンパク質です。
腎臓は尿中の糖分を再吸収して体内に戻す役割を持っています。
しかし、SGLT2を阻害することにより、腎臓での糖の再吸収が減少し、
結果的に尿中に排泄される糖の量が増えることになります。
尿中に排出される糖の量が増えるため、血糖値を低下させる効果があります。
この作用により、尿中に排出される糖によってカロリーが失われるため、体重の減少につながることが考えられています。
参考:MEDICATION GUIDE JARDIANCE / Boehringer Ingelheim
ジャディアンスはSGLT2の作用を抑制することで、血液から尿への糖の排泄を促して血糖を下げる働きがあります。
それにより、摂取した余分な糖を尿と一緒に体外に捨てる働きがあります。
そのため、食欲を落とさずに、つまり食事制限せずに、ダイエット効果が期待できる薬剤です。
当院で取り扱っているジャディアンス錠は、10mgと25mgの2種類がございます。
それぞれ薬の作用の強度が異なり、25mgの方がより糖質を多くカットすることができます。
普段の食生活や副作用の状況をみながら、個人に合わせた量の処方が可能です。
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